BLACK STALKER

BLACK JACK SNIPER(黒鯛師) 研鑽!

釣り(メソッド)

BOOBY TRAP

先日、初なチヌを狙いにある地波止へ・・・

日頃、叩かれていないので開始から快調に枚数を重ねますが、さすがに一時間もするとアタリが

あっても食いが浅くフックアップまで持ち込めません。

こんな時に有効なのが、今年多用している“ファースト&スロー”のブレイクダウン!

専用目印にチェンジしてアプローチすると、再び爆釣モードで思惑通りの展開に思わず顔がニヤ

けてしまいます♪♪

今回のアプローチ方法はイガイを同じラインでダブルトレース、一回目は速いスピードフォールで

興味を惹きつけ、二回目のスローフォールでバイトさせております。

ハード面では目印のエンド部分に浮力を持たせ海面に並べる目印の個数でスピードを調整、そして

スローフォールではイガイの中の海水を抜き浮力を確保して対処します。

ソフト面では二回のフォールは時間を空けず、ピックアップ時は刺激しないようできるだけフィネス

に行うのが良いでしょう。

経験上、オーバーハングやテトラなど明暗があるフィールドが有効なので、ご興味のある方はお試

しください。

さて、今回ご紹介するのはBAY CROWSさんの

Photo_2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“からすの爪”

内オモリはもちろんのこと海水を抜くのにも重宝しており、イガイの時期には手放せないアイテムと

なっております♪♪

“HYPER(ハイパー)前打ち”論(リール編)

ハイパー前打ちにおける最大の特徴はスピニングリールの使用です。

より飛距離を伸ばすことにより、エリア拡大やフィールド攻略の可能性が高まります。

そこで、飛距離を優先する為に大径浅溝スプールのリールをチョイス、ロッドバランスを考慮して

2500番を上限としています。

現在使用しているモデルはダイワ“レブロスMX2506”

Ulucus_501  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーズナブルなモデルですがドラグ性能は十分で、コスト面からも数機種用意することが可能なので、

各機種に数種類のラインを巻き、ハンドル長を変え状況に適したリーリング・スピードに対応できるよう

にスタンバイさせています。

“HYPER(ハイパー)前打ち”論(ロッド編)

ハイパー前打ちにおける理想のロッドとは

1.広範囲なポイント攻略ができる遠投可能なライン放出性

2.違和感なく喰い込ませる繊細かつしなやかな穂先

3.ボトムの地形を把握できるロッドの表現力(曲がり、視覚感度)

以上3点を考慮し、前打ち竿をテレガイドやIMガイドに変更し使用しています。

特筆すべきは穂先のみUガイドを使用していることで、ハイパー前打ちのベストシーズンの早春~

乗っ込み期に使用されるカメジャコを食い込ませるためには、先径0.8以上ではエサを弾かれフック

アップに至らないことが多く、テーパーの少ないより細くしなやかな穂先の要求からライン放出を犠牲に

してもUガイドにしており、今後の課題でもある細径穂先対応のテレガイドやIMガイドの出現を期待して

いるのが現状です。

 

《現在使用しているラインナップ》

飛竜クロダイF-53(#1:メガトップ) 

BJコマンダーT-53(#1:カーボンソリッド) 

BJコマンダーT超硬-53(#1:スーパーメタルトップ)

Photo

“HYPER(ハイパー)前打ち”論(概要)

未知なる領域を求めて生れた“HYPER(ハイパー)前打ち”の軌跡・・・

タックル・メソッド・思考などについてレポートします。

 

《誕生までの経緯》

『プロローグ』

“超前打ち”との出会いは2006年4月のことでした・・・

名古屋の釣友に誘われ、ある石畳のフィールドへ前打ちに行きました。

釣行当日は乗っ込み真っ只中!大型が揃うとの前情報にテンションは上がりっぱなしで、

さっそく5.3メーターの前打ち竿で足元~竿一本分前までを丹念に探りますがアタリが

ありません・・・

そんな状況の中、同伴した釣友は楽しげに竿を満月に曲げ大型を連発しています。

あまりの違いに彼の釣り方を見ていると、フライフィッシングのようにリールからラインを

足元に出して十数メートル先にエサをキャスティング!?

当時の私には異様な光景でしたが、すぐに見よう見まねで彼の釣り方をマネてみますが

足元のラインは絡むし、手に持ったラインを離すタイミングがわからず飛距離の出せる

キャスティングができずに四苦八苦状態です・・・

しかし、数時間後には何とかコツを掴み上手く飛ばせるようになり、名古屋港での超前

第一号を召し取って手放しに喜んだのは今でも鮮明に覚えています。

また、生涯忘れることができない心に残るこの一匹が“ハイパー前打ちへの扉”

開いた瞬間でもありました。。。

20060416
  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ロッド考察』

名古屋での釣行後は超前打ちで頭がいっぱいに・・・

まずはライン放出性の良いロッドを求め、前打ち竿のテレガイド化に着手します。

そこで、当時新発売された“BJコマンダーT-53”をテレガイドにカスタム、穂先は食い込みの

良さや夜釣りでのトラブルを考慮しノーマルUガイドの超前用ロッド第一号が完成。

その後、実釣を重ねベースロッドや穂先の素材、ガイドの形状など様々なカスタム&改良が

繰り広げられていきます。。。

 

『スピニングリールに着眼』

超前を始めた頃、BJ68&75Dの落し込み片軸リールを使用し、ラインを足元に出して

キャスティングの練習に明け暮れます・・・

片軸リールはラインを出す量により魚まで距離を正確に把握できるのがメリットなのですが、

釣行を重ねるうちに、足元の悪いフィールドや強風時などライントラブルが多く発生し、全ての

状況をカバーできない片軸リールに対し不満が出始めました。

そんな時、何気に読んでいた雑誌の磯における全層フカセの記事でスピニングリールに

着眼! さっそくスピニングリールを装着して新日鉄川筋で試釣してみると、飛距離も申し分

なく、今まで攻めることのできなかった沖のかけ上がりを狙え、釣果が飛躍的に伸びていき

ました。。。

Mx2506  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ハイパー前打ち誕生』

テレガイド前打ちロッドとスピニングリールの組合せを武器にフィールドの開拓に取り組みます。

まず、最初に選んだのは名古屋の前打ちフィールドに酷似していた新日鉄川筋です。

実釣開始初日から厳寒期(2010年2月)でありながら数&型とも申し分のない釣果を得て

思惑通りの展開に喜び、同年3月には「ちぬ倶楽部」の前打ち取材釣行(2010年6月号)で

デビュー! その後、新日鉄マンジュウ・神戸七防及び四防・鳴尾浜・芦屋浜等々確実に実績

を収めて・・・

2010年12月20日に開催された“南港チヌ王(キング)決定戦”でスピニングによる超前打ち

にて優勝! この釣法の実力を確信し、この日をもって“ハイパー前打ち”と命名しました。

 

そして、現在も進行形で名古屋の釣友達と探究は続けられています。。。

2012022548

Upright

目印の釣りをはじめた頃、師匠から「アップライトに構えろ!竿を持ったひじを上げろ!」とフォームを

うるさく指摘されました。

アップライトの構えには重要な意味が隠されており、チヌから自分の姿を見せないことはもちろんで

すが、上体が起きることにより捌いている竿は自然と岸壁に寄り添います。

竿が岸壁によればライン、目印、ハリス、そしてエサも岸壁に寄ろうとする訳で際キープ率UPで利に

かなっています・・・

風の強い日や短めの竿を使用する場合は、穂先を海面に近づけたくて自然とヘッドダウン(前かがみ)

のフォームになってしまうので気をつけるように心がけており、頭を上げるコトにより視界が良くなり

情報収集&バランス感覚がUPで、釣果に良い影響が反映されると考え実践しております。

スポーツ全般に「構え」は基本!とよく言われます。

この釣りをスポーツとお考えの皆さんはフォームを視野に入れてみるべきではないでしょうか!?

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