BLACK STALKER

BLACK JACK SNIPER(黒鯛師) 研鑽!

釣り(メソッド)

L-shaped

落し込みをはじめた頃、「目印は足でさばけ!」と先輩方に教えられ実践してきました。

この言葉の真意には、沈んで行く目印を常に体の中心線に置くことを示しており、目線の正面に目印

を置くことで細かな変化を見極め、目印からより多くの情報を得ることを狙いとしています。

ここで重要なのが腕の使い方で、私の場合は肘を“L字”に曲げ、常に体に密着させています。

そうすることで、仕掛けを着水させる際、小手先では出来ずにフットワークへの意識が自然と働き、

どのような状況下でも着水点まで体を持っていくことが汎化しました。

注意が必要なのは高い堤防で、ロッドが完全に真下を向く場合は肘のL字をキープしたまま肘を上げ、

ロッドを握る手の甲を頬や顎に密着させて対処しています。

また、目印の場合はエサが着水した後のロッドワークが頻繁なので、リストの使い方が重要になり、

肘を曲げることでロッドエンドも腕に干渉せず、リストの自由度が確保されるシステムとなります。

 

 

はじめて、“Pound for pound”と名高いフロイド・メイウェザーの試合を観た時、彼の鉄壁なL字ガードに感心し、

終始乱れることのないフットワークと相手のパンチに対する反応速度の素晴らしさに感銘を受けた・・・

“史上最速のスピードマスター”と呼ばれる彼の勇姿は私の落し込みに対する姿勢に大きな影響を与えているのは

事実である。

数ヶ月前も彼の試合を観て、それからというもの奮起一転しランニングが日課になってしまった・・・

更なる一匹を求めて・・・

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RUN&GUN Evolution Vol.3

今回の “RUN&GUN Evolution”

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“石畳での前打ち!”

この時期のメインターゲットはキビレとなり、チヌとは一味違った暴力的かつスピード感のある引きが

最大の魅力です!

変化が少なく水深のない石畳のフィールドでは潮流の変化が顕著にあらわれ、潮を読むことが釣果

に繋げる重要な要素になってきます。

潮目が近づいているところや沖にある本流からの引かれ潮が狙い目となり、あるていどは目視で

見極められますが、風などのチャバつきにより目視で判断できない場合はラインが張られる方向で

見極めます。そのため、ウェイトは底取りが可能なできるだけ軽いものを使用し、ラインの動きを妨げ

ないように注意することが必要!

そして、石畳の護岸は広大なフィールドが多いので、潮を探しての移動距離も長く、体力勝負を覚悟し

なければなりません。

また、要注意なのはキビレは群れをなして回遊して来るのでアタリ出したら忙しくなるのですが、一度

警戒心を与えてしまうと、チヌ以上に口を使わなくなり厄介な状況に陥ってしまうので掛けバレはタブー

としており、私的には掛けバレの対処として刺さり重視の観点から半スレ針を使用しています。

さて、時期的にキビレのアタリが活発になって来ました!

出勤前や会社帰り、そして週末もキビレを求めてランガンな日々が続きそうです♪♪

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RUN&GUN Evolution Vol.2

今回の “RUN&GUN Evolution”

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“ラバー攻略” です!

ラバーでの釣りのキーポイントは潮位によるバチャつきです。

このバチャつき音でターゲットの活性が上がるのは過去の経験からも間違いありません。

しかし、オーバーハングに似たアプローチにおいて、バチャバチャの海面はカレントの見極めを惑わ

て困難にするのも事実・・・

さらに、この時期は水温の関係で状況が良ければ浮いてくることもありますが、あまり期待が持て

ないのが現状で、深いタナまで探ることを視野に入れる必要性から難易度が高いポイントのひとつ

となります。

さて、今回のタックルは

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ROD:黒鯛工房 THE落し込みVLリミテッド 35/40

REEL:BJ75D(プロト)

LINE:ナイロン1.5号

LEADER:カーボン 0.8号 

潮の動向把握に軍配の上がる目印の落し込みタックルをチョイス!

軽量で感度の良いロッドとリールの組合せは、目印が入りきっても魚のコンタクトを確実に伝え

てくれます。

注意すべきはリールより前には指や手を置かないこと!

贅肉を削ぎ落とした軽量なNEW BJ75シリーズは感度に優れており、ロッドやラインの振動(感度)

を集めてパーミングした手に伝えてくれます。

しかし、ロッドの感度を取りたい一心からリールより前に指や手を置いてしまうと振動が分散され、

優れたリールの機能を生かせなくなってしまうからです。

また、このような場所ではラインメンディングのしやすさからナイロンラインを選択するので、暴れる

上潮の影響を最小限に抑える意味でも、できるだけ細いラインと繊細な目印の使用が際キープ率

を下げることなく釣果に繋げてくれます。

実際の釣行においては、バチャつき発生潮位のタイミングに入り、

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開始から多くのアタリを貰いましたが、予想通りバイトしてくるタナは目印ではアタリの取れない

4メートル付近と深いものでした・・・

釣れてくるのはプリスポーン初期の魚ばかりなので、今後は水温の上昇とともにバイトのタナも

上がってくることでしょう。

このラバーポイントで目印のアタリに遭遇できる日も近いと思います♪♪

RUN&GUN Evolution Vol.1

連載 “RUN&GUN Evolution” の記念すべき初回は

“超前パイル打ち!"

マイ道場のひとつ、岸壁から6~7メートル沖合いに

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パイルがそびえるポイントがあります。

小場所ですがすこぶる魚影が濃く、年間のアベレージサイズは40後半!

当然、パイル上は立禁(怒鳴られる~)なので岸壁からの攻略となります。

そこで、私の攻略タックルは

ROD:SMT T-52 テレガイドカスタム

REEL:レブロスMX2506

LINE:ナイロン1.5号

LEADER:カーボン1.7号

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パイル際を正確に狙えるかが勝負の分かれ目なので、針から50㎝ほど上に小型の円錐ウキを

半遊動につけて浮力より重いシンカーをセット、キャスティングはラインを引っぱりロッドをしならせ

反発力を利用してアンダーキャストぎみに飛ばします。

狙うパイルまで円錐ウキをライン操作で補正し、円錐ウキがパイルに絡めばラインテンションを

抜きエサをフォール!ラインが止まるか走るかのアタリを合せれば、ドラグがジリジリ鳴る派手な

やり取りが楽しめるんですね~

この釣りのキーポイントはキャスティングの正確さ!

ロッドの反発力を使えばオートマ感覚で決まった距離の打ち込みがしやすく、正確なキャスティング

が確保されますが、#2~#3の曲りが軟らかすぎるとキャスティングのアキュラシーが

低下してしまうので要注意。

#1(穂先)聞き合せが多いのでエサを離されないよう軟らかさが要求され、ラインは飛距離を確保

するために風やガイドの影響を受けにくいできるだけ細いものを使用します。

さて、先週も数回狙ってみましたが40後半は出ませんでした・・・

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この場所でBIGママに出逢えるのはいつになるのでしょうか!?

“HYPER(ハイパー)前打ち”論(ライン編)

ハイパー前打ちでは狙撃手として最も重要なアイテムは“ライン”になります。

ラインメンディングの良し悪しはダイレクトに釣果に反映されるので慎重に選択しなければなりません。

まず第一に魚との出会いの確率を上げ釣果に繋げるためには遠投し広範囲にポイントを攻めることが

必要で、飛距離を優先する観点から抵抗が少ない出来るだけ細いラインを使用します。

その、もうひとつのメリットとしては潮流の影響を受けにくいことも上げられ、基本的に前アタリは通常の

前打ち同様ラインで取るため、微妙な前アタリを感知できるかどうかで釣果が左右されるので、前アタリ

を的確に表現する上では潮流による必要以上のイトフケはできるだけ抑える必要があるからです。

現在、使用しているラインはラインメンディングのしやすさからナイロンを選択し、号数は1.25号をメイン

として夜釣りや障害物がある場合は号数を上げ1.5号で対応しています。

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